バナナな日々

50代主婦の日常、日々の想い

ホッとする優しい物語

今日は、朝から雨でした。

予想通りで、庭の花たちがしっかりと根付いてくれればと願います。
この辺りは風も強くなく、ちょうどいいお湿りでした。

明日は、花粉が沢山飛ぶのでしょうか。
家族は誰も花粉症ではないけれど、
最近、天気のいい日に、
鼻水がよく出ると言う夫は、そろそろ怪しい気がします。

私も滑るほど花粉が積もるベランダに出る時は、
マスクをするようにしています。



***


就寝前の読書。
読み終わったので、1冊。

「木曜日にはココアを」
青山美智子~初めて読む作家さんです。

20210201_140238.jpg


僕の好きなその人は、ココアさんと言う。

「ホットココアを、お願いします。」
雨上がりの雫みたいな瞳で僕を見上げて、
肩まで流れる栗色の髪を揺らして。

物語の始まりは、
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店
「マーブルカフェ」
一杯のココアから、小さな出来事が繋がって、
優しい気持ちになれる12色のストーリー。

言葉の一つ一つが素敵な響きで、
ふっと包まれるような、お洒落な風景が浮かんできました。

途中は書きませんが、
最後の章の思いの詰まったラブレターは、
感動的で幸せな気分になれました。

世の中には「ひとめぼれ」だけじゃなく、
「ひとこえぼれ」もある・・・。

その人の口元からこぼれる声に惚れるって、すごくわかります。
耳に響く聴き心地のいい声って、それだけで癒されますからね。
まあ、好きな人だからかもしれませんが(^-^;

短編集なので、就寝前に読むのにちょうどいいし、
幸せな気分で眠りに就けました。



にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



紙一重

先日、気持ち悪くなって読むのを止めたと書いた、重松清ルビー。 

第一章は、どこまでも母の愛情に飢えた
エリートサラリーマンの話だったんだけど、
愛されたい、誉められたい、頑張っても誉めてもらえない、
どうして?みたいな。 

子供の頃からの親子関係の歪みが生んだ凶器とでも言うのかな。 
描写が気持ち悪かったので、
中身を飛ばして最後の数ページを読んで次に進んだ。 

次の章もその主人公が少し出てくるけど、
すぐに消えたので読み始めた。


その後は順調に、と言っても
小説は寝る時に読むだけなので、ものすごくゆっくり進めますが。

ネタバレになるので、内容はほどほどにしておくけど、
3年前にを絶った少女ルビーと、
自殺を図った売れない小説家ダザイさんが、
今日亡くなりそうな人の心に入り込んで、
気持ちを重ねて、その人のを救っていくという物語。

誰でも生きていれば、人生に疲れてしまったり、
誰だって諦めてしまいそうになることがあると思う。

そんな時に、を絶つも、思いとどまるも、紙一重。
行き詰った時は、ほんの些細なことなんだと思う。

もしかしたら、生死をとても軽く考えて
ことを起こしてしまう人もいると思う。

でも、自分の死後に起こる悲劇を、そんな時に誰も考えないだろう。
自分の周りのどれだけの人が、
なかなか越えられない苦しみにとらわれることを。


各章の登場人物とルビーとダザイさんの心の声を通して、
誰でも同じような痛みを持って生きているんだと感じつつ、
それを乗り越えて生きているんだと励まされる。


私は読み終えて、
また竹内結子さんを思いだした。
最後の章で、ルビーの弟と彼女の息子が重なった。

彼女が亡くなった時、
彼女の死よりも、残された息子が気になったのは確かで、
この本を読んで、尚更そんな重い気持ちが覆ってきた。


この本は、何かに悩んでいる時や、行き詰ってしまった時に読むと、
誰か、大事な人の顔が浮かんだりして、
少しは心に変化が起きるんじゃないかなと思う。

20210124_073833.jpg


そんな、簡単じゃないか。



にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

重松清「ルビー」

「就寝前に読む本」と9月にブログに書いて、

1ヶ月前くらいに読み終わった「樽とタタン」。 
よくもまあ、長々とかけて読みますよね。 
内容わからなくならないのか?って、なりますよ。 
何回も繰り返してみたりするけど、
一応その都度、眠い頭にも入ってくるので、大丈夫なのです。 

昼間、読むときは、病院の待ち合い室で読むくらい。 
今は歯医者に行った時くらいで、
そんなに待ち時間もないから読めません。(^_^;) 
眠くて読めない日の方が多いから、こんなものです。 

次に読み出したのが重松清の「ルビー」。
重松清と言えば「流星ワゴン」を思い出すけど、
それ以外、私は読んだことがありません。 

「流星ワゴン」内容紹介 
死んじゃってもいいかなあ、もう……。
38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。
そして――自分と同い歳の父親に出逢った。
時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。 


本は読んでいません。 テレビで見ただけだけど、
役者もいい人が揃っていて、感動したなぁ。 

今回読む「ルビー」も亡くなった人の話。 
内容紹介 
同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。 
自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。 
「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」 
ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だったーー。 
作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。
三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。
ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、
出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。
命の哀しさと尊さに涙する感動長編。 

と、期待して読み出したのですが、
第一章を読み出して、早くも息詰まっている。 
気持ち云々以前に、あまりにも嫌な性描写で、
読んでいて気持ち悪くなってきた。 

まだ読みきらないうちに数日閉じている。 

感情移入しすぎなのだろうけど、
私はそういう感覚になってしまうので、仕方ない。 
特に寝る寸前に嫌な気分になったら眠れなくなるので、
そこは避けたいです。 

一度読んだ本に移ろうかと思って、
側に東野圭吾さんの本を持ってきたのだけど、
「ルビー」に他の人はどんな感想だろう?とレビューを開けてみた。 

やっぱり嫌悪感を抱いている人は多数いた。 
でも、一章を除けばそうでもなさそうなので、
とりあえず飛ばして次から読んでいこうかと…。 
重松清さんに関しては、
「流星ワゴン」で感動した分、他の章で期待しています。


*****



20201227_082133.jpg

今朝のベランダからの空。
放射状に広がった雲が綺麗だったので、撮りました。

今朝も寒いです。
年末にかけてもっと寒くなってきそうですね。
また雪で大変になる地方がありそう。
この辺は、今のところ雪の予報は出ていません。

新型コロナ、変異株が出ている。
感染率70%増えるって。
空港も閉鎖、全世界にって、すごい事だな。
どこまで続いてしまうのだろう。

自殺も増えているっていうし。

希望を失った国にならないように、
大変だろうけど、舵取りを頑張ってほしい。





にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

鬼滅もいいけど約ネバもいいよ

数日経ちましたが、

鬼滅の刃」終わりましたね。

娘が予約を取ってあったので、
仕事終わりに買いに行き、次の日には借りて読みました。
フィギュアがついたものを買ってきていました。
元々、娘はUFOキャッチャーが好きで、
ゲーセンに行ったりすることもあるから、絶対これは買いますね。

内容は良かったですね。
ずっと思っていたけど、
今の世の中に足りていないことが多く書かれていたのかな。
家族の繋がりとか、仲間を助けるとか、
命をかけて守るとか・・・。

自分がよければそれでいい、みたいなことが多く感じられる世の中で、
考えさせられる内容だったように思う。

しかし、
もうメルカリで転バイヤーが出品しているようですね。
そんなの買わなきゃいいのにって思う。



*****


アニメネタですが、
約束のネバーランド」もいいですよ。

家の子供たち(と言っても大人ですが(^-^;)、漫画が好きで、
それぞれがいいものは貸し借りしています。

今回、鬼滅の刃は娘がずっと買って揃えていたもので、
息子も借りて読んでいました。

私にも読めば?と言われて読みだして面白くて、
どんどん読んで、
Amazonプライムでもアニメがあるのを見て、
またどんどん見てしまい、映画があるのを知り、
映画館はあまり気乗りしないけど(耳が良くないので)、
やっぱり観たくて、初日に行った次第です。
娘の休日と重なったのもありますが。

Amazonプライムで見終わった頃、
息子にこれもいいから見れば?と言われて観たのが、
約束のネバーランド
12月18日からが実写版が映画になりますね。
これもキャストがハマっていて面白そうなので、気になりますが、
プライムで見た動画が途中までなので、
続きも最後まで観たいです。
続きは来年1月からテレビ放送するみたいですね。
楽しみです。

色々な孤児が集まる「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)ハウス。
主人公で身体能力に優れるエマと、知略に優れるノーマンは、
あることをきっかけに、そこが監獄のような「人間飼育場」であることを確認した。
鬼に食べられるために、知能の高い脳を特殊な勉強とテストにより育てあげている。
「鬼」の存在を知った二人はGFからの脱獄計画をスタートさせる・・・。

これも、「全員で脱獄しなければダメなんだ。」
仲間を助けるとか、自分の命をかけても守るとか。
鬼滅と似た感じの思いが受けられるのです、私は。
だから感動しました。


*****



昔「わたしを離さないで」ってドラマがありましたね。
綾瀬はるかと三浦春馬が出ていた。

世間から隔離された施設「陽光学園」で良質な教育を与えられ育たられたきた
生まれながらにある使命を与えられ、「特別な子供」であることを教えられ、
自分たちの本当の運命を知らされる。
臓器提供者として育てられている・・・。

何だかこの話が急に浮かんできたのですが。
誰かの犠牲の為の施設、
そのために生まれ、育てられている子供たち。
そんな中で、希望や絶望が繰り返されて行く。


*****



鬼滅の刃よりも約束のネバーランドの方が
人気が出たのは先だったのだそうですが、
アニメ放送が始まって、鬼滅人気が爆発したそうです。

約ネバは最終巻まで終わってしまったけど、
これから実写版の映画も公開されるし、
内容は鬼滅に劣らず、感動できると思う。

家族、仲間、大切な人は必ず守る。
大事な思いが詰まった作品ですね。





にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

まだ読んでます(^-^;

以前、小説を読んでいると言って、そのまま終わっていた。
「樽とタタン」
まだ読んでます。(ゝω・)
一日で読み切るだろってところだけど、
ダラダラと、寝る前に読んでいるので、まだまだです。
眠くて読めない時は数行で終わるので・・・(( ∧皿∧ ))

でも、著者の中島京子さんの本、
また読みたいなと思っています。

「ぱっと消えてぴっと入る」ってという物語があって、
この女の子の祖母の言葉が染みてくる。

~抜粋します~

「三途の川だの地獄の閻魔様だの、まるで信じられねえわけでもねえが、
 心臓が止まって、棺桶に入って、火ん中くべられてしまうのによぉ」
「見て帰ってきた者がいるわけじゃなし、おれは、どうかなあと思ってんだ・・・」
「死んだら、ぱっと、電気が消えるみてえに、
 生きてた時の事がみんな消えるんじゃねえかなと。」

戦争で亡くなって息子の事を孫に話しながら、
「死んだら、ここんところへぴっと入ってくんだ」
ぴっと言って、祖母は自分の胸を指さした。
ぱっと死んで、ぴっと入ってくる。
それからずっと息子はここんところへ居るわけだ。

死んだ者には、もう、苦労はなくなる。痛みも、つれえこともなくなる。
それはみんな、生きている者の中にぴっと入ってくるんじゃねえかなあと思ってんだ。
だってな。入ってきたよ。マサオ(息子)も、おじいさんも、おれのおっかさんも、
おとっつぁんも、全部、ここんところに入ってんだ。」
祖母はまた、とんとんと、自分の胸を指でつついた。


その後、間もなくして祖母は亡くなった。

祖母自身は、電気が消えるように命の炎を消したのかもしれないが、
たしかに私の心の中に入り込んだ。
わたしは心の中の祖母と会話することを覚えた。



ずっしり心にきたんです。(。v_v。)
人の生き死には、受け継いでいくものなんだと、
その人を丸ごと心に残していくことの繰りかえしなんだと、
祖母の言葉を通して、柔らかく教えてもらった孫。

世知辛い世の中の在り様に、心にずっしりきたんです。
自分も家族に対して冷たい気持ちになることもあるので、
偉そうには言えないし、そのまま自分の思いとはいかないけれど、
温かくなったんです。
確かに亡くなった父に話しかけてる時あるしね。

「ぱっと消えて、ぴっと入る」

読み終わったら、また次も何か読んでみたい作家さんだなと思う。



*****


一時期、東野圭吾さんにハマり、
三浦しおんさん、道尾秀介さん、百田直樹さん、貴志裕介さん等、
他の棚にも気になった文庫本が入っている。(いつも文庫です)
 
20201109_094748.jpg



少し前は垣谷美雨さんの作品を何冊か読んでいました。

20201109_095048.jpg

同年代だけあって、主婦目線で沸々とした日常のあれこれを、
書いているので、本当に「そうなんだよ!」って頷きながら読む感じ。 

一冊読みきると、ストレスが少し和らぐようです。 

以前、映画にもなりました。 「老後の資金がありません」 
これも本当に私の世代には、目の前に転がっているような話題で、
今どきの家族関係を露骨に表現していて、
私世代が背負い込む現実を目の当たりにする感じだ。

コツコツ貯めてきたお金が、
義親の介護費用、子供の教育費、子供の結婚資金・・・。
次から次に、無くなっていく。
予定は未定。
本当にそんなものなんだろうな、と思う。

真面目に頑張っている人が損をする。
親のことも、子供のことも、無下にできない人達が。

でも垣谷さんの小説は、
色々な心の葛藤はあれど、最後は丸く収まると言うか、
温かい気持ちになれるものが多いです。
だからいいのかもしれない。


この棚の左側は2段、前後びっしりに、
赤川次郎さんの本が入っている。
最近は買わくなってしまったけど、ずっと愛読していた作家さんだ。

昔読んだ本を、たまに読み返すと違った見方ができたりして、
読まなくなっても捨てられないのです。

そのうち色々を断捨離しないといけないな、と思う。



にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村